個展「斜光」開催 ~ガラス造形~ ステートメント

来月、3月15日(月) ~ 3月20日(土)の会期で、個展を開催予定です。
個展 -斜光-で発表する作品について綴ります。

ステートメント
現在の吹きガラス技法の作品では、透明と不透明の両方のカラーガラスを使用している。普段は光とガラスの関係を考えているからですが、その一方で、私はガラスの入れ物を探し求めていて、それらは内に空気と光を抱えている。
ガラスの塊は光と影の表現を強調しているけれど、私のテーマはそれに空気、要するに目に見えない存在も含まれている。そういう理由があって、私は自分の作品に塊ではなく器の形を用いている。
前回に引き続き、その方向の作品を次回の展覧会でも表現します。

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Statement of - Slanting light -

With my current hot glass work, I use the color glass of transparent and opaque both. Because I usually get as the thought of relation between light and glass. But on the other hand, I have explored forms of different glass vessels and these are holding air and light within.
I think a lump of glass emphasize the expression of light and shadows, but my theme is included about air, that is, does invisible exist. So I use the form of vessel to my artwork.
Continuing from the last time, I’ll express such the works on next exhibition.






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2021.03.02 | | 制作について

【宵闇美術鑑賞】 自ら手に入れるタイムラグ



小学4年の次女が 『活版印刷三日月堂』 という物語を読んでいる。そこに、「木口木版画」が出てくるシーンがあるらしく、木口木版画ってどんなの?と聞かれた。丁度、柳沢画廊@浦和木口木版画展をやってるよ!と言って、私が帰宅後間に合ったら行こうと31日の夜に約束していた。


そして昨日、二人でラッシュで混み始める国道を自転車で走り、5時45分ごろに画廊に到着!木口木版画の闇の中の心宇宙は、「物語」が好きな彼女によくフィットした模様。ちょっとだけ、オーナーと会話したり、版画のタイトル横の"3/16"などの数字の意味を教えたりしなが、周りに気を使うことなく話をしながら作品を見ることのできる幸せを堪能。作品のタイトルに、彼女が今まで読んできた物語の中に、よく似ているものを見つけ教えてくれた。


彼女は展覧会に連れて行った後の、図画工作の作品に対して、割と早くかつ分かりやすく反映させるというリフレクション人間である。例えば、私個人が展覧会として不満の残ると感じた構成だとしても、子供にはそこまで影響はなく、個・個体・アイデンティティとしての絵画はしっかり捉えることができるんだなと、彼女から過去に学んだ。


辺りが暗くなる間際。
画廊に滑り込み、私たちにだけ、ほんの少しのラグが発生する。帰路に着く人々に紛れて、自分たちだけの時間のズレを持ち帰るのだ。


自分に発生した凹凸を無視しない。美術というのは、そういう箇所に梃子入れし、色を入れてくれるものの一つ。小さな力を大きくし、鍛造でその小さき結晶を整えよ!








升方允子の作品については、こちら升方允子のWebsiteへ。
Please check the Artist, Masako Masukata.

2021.02.02 | | 子ども

大袈裟ではなく、リカレント教育としての 【Art Alliance】 -4-

英語で学ぶ西洋美術史】~海外の美術館でボランティア・ガイドになりたい方&リベラル・アーツを学びたい方向けの講座~

こちらは、2017年から2018年にかけて、およそ1ヶ月に1回のペースで1年間ほどかけて通った。「海外の美術館でボランティア・ガイド」の前提として、初歩的な西洋美術史の講義を受けるというものである。初歩的といえども、新旧約聖書から北方ルネサンスまで学ぶのに、毎回3時間近い講座。( 深い… ) 事前の予習英文などもあって、それを踏まえての対話がある。タイトルにもあるように、美術館でのボランティア・ガイドに興味のある方向けということで、メンバーの作家比率は低い。さらに、海外生活の経験があって既に英語に支障がない方の中に、英語の辿々しい作家がポツンといるのは、意外と勇気がいるのである。



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2020.07.18 | | Art Alliance

大袈裟ではなく、リカレント教育としての 【Art Alliance】 -3-

早速、アート・アライアンスの講座を追って行きましょう。
受けてきたコースや単発の講座を整理したら、気づかぬうちに、ざっと15講座以上あるだろうか。

・・・ 一先ず、2016年6月の記事に以下の 5 講座について書いている。
1. 美大生・アーティストのための英会話(初級)
2. フォローアップ講座 (インターアクティブ講座)
3. シチュエーション英会話
4. インフォーマルなプレゼン"Show and Tell" 講座
5. 英語で学ぶ西洋美術

約一年の間に、5 講座を一気に受講しているあたり、のめり込んで受講していた様子が伺える。


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2020.05.28 | | Art Alliance

大袈裟ではなく、リカレント教育としての 【Art Alliance】 -2-

ここからは、少し私自身の作家活動の話を少しだけ。先に申し上げておくと、美術の世界の一般的な道程とは趣が異なると感じている。5~6年も放置していた制作するための責任感や美術に関する環境は、そんなに簡単に取り戻せるわけもなく、再び作品を発表していくにつれ、割と直ぐに気づく、「これは非常に不味い状況になっている」 と。同年代の作家さんを見ても、私が制作を止めていた間にコツコツ積み上げている方たちを前にして、もはやこの差は埋まらないと腹の底から理解し、今でもその思いはほとんど変わらない。

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2020.05.18 | | Art Alliance

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プロフィール

升方允子/Masako Masukata

Author:升方允子/Masako Masukata
【1979年 富山生まれ】


石膏とガラスのコンビネーションを主とした作品を造っています。



12歳のころ、家族で東京へ引越し
2002年、多摩美術大学美術学部工芸学科ガラスコース卒業。その後、2004年頃まで故郷である富山県にて制作。2005-2006年、東京田端の共同アトリエにて制作。2006-2008年、北海道は札幌にて暮らす。



2006年の個展を区切りとして、約5年ほどの充電期間を経て、2011年制作を再開する。現在は埼玉を拠点に制作し、関東を中心に活動中。



2019年1月、
Nicole Longnecker Gallery(ヒューストン)にて個展開催。



このblogは、マスカタの中でふと気づいたことや制作について綴っていく。そして、ここでは、輪郭のないものに、言葉の方でそれを与えている場合もあります。


プライベートでは、三児の母親でもあります。稀に、子育てに関するものも書きます。
どうぞよろしくお願いします。


升方允子

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