◆次回の作品展示のためのメモ書き
葡萄園の主、井上さんから、この農園が「生産緑地」というものに属していると聞き、初めてその言葉を知り、重い負担や制約を受け入れながらも、農地を受け継いでこられたことに、私は思いを馳せた。その選択を継続してきた理由として、井上さんがランドスケープを仕事とすることは大いに関係あるとしても、"誇り"が見え隠れするお話ぶりに、農園での丁寧に積み重ねられた時間と手入れ、自然と共にあることの難しさを問われた気がした。

【“都市農地の可能性を探る ART in FARM 2022 (立川) に向けて -3- ”の続きを読む】
2022.09.28 |
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◆次回の作品展示のためのメモ書き
農園で制作に関する作業をさせてもらい、それが終わってから少し建物の中で休憩させてもらった。

リヤカーと梨の木
井上さんが、ランドスケープを本職とされているためか、全体的にプラスマイナスゼロ地点(私の勝手な妄想)を感じる園内。
【“都市農地の可能性を探る ART in FARM 2022 (立川) に向けて -2- ”の続きを読む】
2022.08.28 |
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◆次回の作品展示のためのメモ書き
およそ20年ぶりのインスタレーション作品になる。
【都市農地の可能性を探る ART in FARM 2022】
会場 : 井上葡萄園 立川市富士見町
会期 : 2022/10/08(土)~2022/10/16(日)
時間 : 11:00 ~ 17:00 最終日16:00まで
ART in FARM ウェブサイトはこちら
【“ 都市農地の可能性を探る ART in FARM 2022 (立川) に向けて ”の続きを読む】
2022.08.27 |
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来月、3月15日(月) ~ 3月20日(土)の会期で、個展を開催予定です。
個展 -斜光-で発表する作品について綴ります。
ステートメント
現在の吹きガラス技法の作品では、透明と不透明の両方のカラーガラスを使用している。普段は光とガラスの関係を考えているからですが、その一方で、私はガラスの入れ物を探し求めていて、それらは内に空気と光を抱えている。
ガラスの塊は光と影の表現を強調しているけれど、私のテーマはそれに空気、要するに目に見えない存在も含まれている。そういう理由があって、私は自分の作品に塊ではなく器の形を用いている。
前回に引き続き、その方向の作品をこの展覧会でも表現します。
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Statement of - Slanting light -With my current hot glass work, I use the color glass of transparent and opaque glass. This is because I usually think about the relationship between light and glass. But on the other hand, I have explored forms of different glass vessels and these are hold air and light within.
I think a lump of glass emphasize the expression of light and shadows, but my theme also includes air, that is, an element which is invisible to the eyes. That is why I use the form of vessel for my art work.
Continuing from the last time, I’ll express such works in this exhibition.
【“個展「斜光」開催 ~ガラス造形~ ステートメント ”の続きを読む】
2021.03.02 |
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ガラスの作家さんで、絵画の世界から転向した作家さんがいる。お話を読んだり聞いたりすると、「絵の具ではどうしても表現できなかったことが、ガラスでは掴めた。」ということや、それに近い内容を仰っている。ガラスの発色の良さやツヤは、絵の具で表現してきた作家さんにとっては、今までと違う新しいものを与えてくれるのかも知れない。

【“ガラスを用いるということについて
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2019.08.27 |
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