堂本尚郎展にゆく 

堂本尚郎展絵画探求60年の足跡とその未来 1945‐2005
2005年12/17-2006年2/12

美術館の講堂で画家本人の出演の座談会があったので、今日を選び行って参りました。
座談会タイトルは、『無意識と意識の間』。
出演は、堂本尚郎氏・詩人の高橋睦郎氏・館長の酒井忠康氏でした。
堂本氏は、自覚的に画家として生きようと思われたのは、戦争・敗戦がきっかけであったと仰っていました。戦後まもなく、留学先のフランスでの、勝者側のアーティストに敗者側の自分が会する時の心理的な状態など、リアリティのあるお話もありました。私たちの生きる現代も、時代の流れに漂いながら、自分と戦っていくことに変わりないということですね。


★堂本尚郎展は世田谷美術館にて、2006年2月12日(日)まで開催中。
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/


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2006.01.14 | | 作家/Artist

御茶ノ水の美篶堂にゆく

[ SKIN of a Book - ブックカバー展 ]
1/11(火)~1/24(火)

30人のデザイナーの、それぞれの哲学が詰まった30種類のブックカバーが展示されています。
デザイナーも哲学者です。
私はどれか一つと決められず、30種類全て購入しました。
「カバー、付けますか?」
大抵、本屋のレジで店員さんに尋ねられ、ほとんど包装紙扱いのブックカバーです。うむ、今回展示されているものは、本に付けても楽しい文具かも知れません。
美篶堂の人に、全部使います!と宣言してしまいました。しかし、あの手触りと質感、悲しいかな集中し黙読する私の、汗ばんだ手に負けてしまうでしょう。。。
今日から電車の中で本を読む人のブックカバーチェックですよ。


★美篶堂のホームページはこちら
http://www.misuzudo-b.com/index.html

★作品やプロフィールについては、
升方允子・ますかたまさこのwebsiteをご覧ください。

2006.01.11 | | Comments(0) | Trackback(0) | 徒然~つれづれ~

あけましておめでとうございます!本年も宜しくお願い致します。

皆様どんなお正月をお過ごしになられましたでしょうか?
もう仕事も始まり、お忙しい方もいらっしゃいますでしょうね・・・。
寒いですので、皆様お体には気をつけてください。

健康で楽しい素敵な一年となりますように。

私のお正月は、というと・・・、
3日に友人と浅草寺へ初詣へ出掛けてきました。
「着物似合うね。」と、昭和風のカッコいい格好をした男の人に声をかけられました。
「ありがとうございます。」と、帽子のつばに隠れたお顔をのぞいてみると・・・、
なんと“綾小路きみまろ”さんではないですか!!

そんな思わぬ出会い(?)で今年スタートです。
新年早々、有名人に声かけてもらうなんて・・・、今年はいいことあるかしら・・・。

浅草寺は予想通りすごい人・人・人!でお賽銭が終わった頃には帯が崩れまくり


★作品やプロフィールについては、
升方允子・ますかたまさこのwebsiteをご覧ください。

2006.01.07 | | Comments(0) | Trackback(0) | 徒然~つれづれ~

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プロフィール

升方允子/Masako Masukata

Author:升方允子/Masako Masukata
【1979年 富山生まれ】


石膏とガラスのコンビネーションを主とした作品を造っています。



12歳のころ、家族で東京へ引越し
2002年、多摩美術大学美術学部工芸学科ガラスコース卒業。その後、2004年頃まで故郷である富山県にて制作。2005-2006年、東京田端の共同アトリエにて制作。2006-2008年、北海道は札幌にて暮らす。



2006年の個展を区切りとして、約5年ほどの充電期間を経て、2011年制作を再開する。現在は埼玉を拠点に制作し、関東を中心に活動中。



2019年1月、
Nicole Longnecker Gallery(ヒューストン)にて個展開催。



このblogは、マスカタの中でふと気づいたことや制作について綴っていく。そして、ここでは、輪郭のないものに、言葉の方でそれを与えている場合もあります。


プライベートでは、三児の母親でもあります。稀に、子育てに関するものも書きます。
どうぞよろしくお願いします。


升方允子

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