「よみとく。」
残暑お見舞い申し上げます。
日中ど真ん中に外出すると、皮膚がチリチリする感覚がはっきりと分かります・・・。
先月7月24日から29日まで、アートコンプレックス・センターでありました「よみとく。」というグループ展に参加しました。ご鑑賞いただきました皆さまには、ご多用の中、会場にお運びいただきましたこと心より感謝申し上げます。
この展覧会は、抽象表現を「読み解く」面白さを人々に感じてもらいたいという趣旨のものでした。前回のアートポイントでの展示も抽象表現の枠で発表した訳ですが、実際のところ私自身は「抽象表現」の枠に困惑していました。大学の友人からも、「いつから【抽象作家】になったの???」という質問を受けて、「さあ・・・」と答える始末です。確かに、人が私の作品を目の前にして、分かり易いハッキリとした「読み解く」手がかりは、タイトルくらいしかないことは、認めざるを得ないかもしれません。しかし、抽象/具象云々より、私が思うのは、そのタイトルに加えて、素材の質感からも作品の中に入れるということです。
・・・要するに、「私は抽象的表現をしている自覚が全くなかった」ということを知っていただきたく、ここまで回りくどく説明してしまいました。今後も、新たな機会を得て、作品を発表していきます。
2012.08.25 | | 展示日記
