女子美大でのゲストスピーカーを終えて

【果たして、ゲストスピーカーが務まるのか!?】
以前のBlogに、ブランクの後に制作に復帰し、改めて美術に向き合うためにも必要不可欠な時間を過ごした Art Alliance 。その代表でもある 宮本由紀 先生の受け持つ 女子美術大学 (女子美)での授業「国際芸術演習」に、7月8日・9日の2回に渡りゲストスピーカーとして呼んでいただいた。私が学生の皆さんに語る日が来るなんて、本当に想像だにしていなかった。トークとQ&Aを入れて90分。宮本先生には、大まかにこんな感じの内容で・・・と仰せ遣っていたのだが、その内容を洗いざらい出して、現時点の自分だから話せることを探した。


【話す内容を厳選する】
最終的に整理したトーク内容は、以下の3点。
1. 自己紹介 作品とキャリアについて
2. アメリカでの活動について
3. 作家活動を進めるための英語学習について
スライドについては、オンラインでのトークやセミナーのやり方を指南している動画などを探して拝聴し、対面ではないことを意識して作成した。「そんなこと、当たり前じゃないか」と思われた方がいるかも知れないが、何分私にとっては初めてのことだったので、整理されていないトークや、聴講している人にとって”あっても無くてもいい”スライド、見にくいスライドだけは避けたかった。
しかし、始まって直ぐに学生の皆さんから英語での自己紹介をしていただいたことで、「3つ目の話は殆ど要らないかな・・・」と気づく。皆さんちゃんとしていて、私が英語について語るには、おこがましいレベルでした。そして、"2.アメリカでの活動について"の話に時間を割く形に変更することにして、写真を紹介する際に会話の内容などを紹介することで、英語についての話をすることにした。
最後のQ&Aについては、トークの内容に関係ない質問でもいいとしたら、意外とこちらの質問の割合が多かったというオチ。
恐らく、この日が私と話す最初で最後の機会になる人もいるだろうし、このコロナ禍中でも留学や国外に向けての発表準備をしている学生さんに、興味を持って聞いてもらえたらなら有り難い。





升方允子の作品については、こちら升方允子のWebsiteへ。

2021.07.21 | | Trackback(0) | 作品について

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プロフィール

升方允子/Masako Masukata

Author:升方允子/Masako Masukata
【1979年 富山生まれ】


石膏とガラスのコンビネーションを主とした作品を造っています。



12歳のころ、家族で東京へ引越し
2002年、多摩美術大学美術学部工芸学科ガラスコース卒業。その後、2004年頃まで故郷である富山県にて制作。2005-2006年、東京田端の共同アトリエにて制作。2006-2008年、北海道は札幌にて暮らす。



2006年の個展を区切りとして、約5年ほどの充電期間を経て、2011年制作を再開する。現在は埼玉を拠点に制作し、関東を中心に活動中。



2019年1月、
Nicole Longnecker Gallery(ヒューストン)にて個展開催。



このblogは、マスカタの中でふと気づいたことや制作について綴っていく。そして、ここでは、輪郭のないものに、言葉の方でそれを与えている場合もあります。


プライベートでは、三児の母親でもあります。稀に、子育てに関するものも書きます。
どうぞよろしくお願いします。


升方允子

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